いつもお世話になっております。
NPO法人自然体験学校みどり校代表の土屋です。
みどり校は大木さんを含めた地元の有志で立ち上げられたNPO法人ですが、2021年より移住者である自分が運営を引き継がせていただきました。
主な体験活動の場として「なじくぼ」をお借りし、大木さんに指導して頂きながら運営をしています。
大木さんとの出会いは、2010年の藤野観光協会の事務局員だった頃。その後、様々な地域のイベント開催にあたり大変お世話になりました。
自分が慣れない田舎暮らしに行き詰まり落ち込んでいる時にも積極的に声をかけてくださったり、自分の突飛なアイデアもいつも受け入れてくださり、味方になってくれて、地域だけでなく都心の仲間たちのイベントにも古民家「なじくぼ」を快く貸してくださいました。
大木さんとのつながりのおかげで商工会や、地元の方たちとのつながりも増えました。
大木さんから学んだことは数えきれません。
田舎暮らしでのマナーだけではなく、自然との関わり方、自然体験活動や、鹿の解体、マムシ、野生のキノコ、山野草の食べ方、陣中食でもある柚餅子の作り方、竹細工など。
大木さんは口数は多くなく、見て覚えろ的な【言わずして云う】を体現している方だと思っています。
そして寛容さ。そこが最も尊敬しているところです。
この出会いがなかったら今の自分はありませんでした。
毎回、みどり校で体験の磨き上げを企画したり、研修したりするのですが、自分たちが楽しみすぎて商品として売り出すのを忘れてしまうことも、、
いつしか古民家「なじくぼ」が自分たちのリビングのような感覚になっていました。
大木さんの柚子畑の傾斜は30度にもなります。草刈りや剪定等の作業の大変さは想像を絶します。
田舎暮らしが楽しいことばかりでは無いこと、しかしそれを仲間みんなでやれば楽しい作業になることを教えてくれたのも大木さんでした。
しかし今後10年、20年先に柚子畑を残していくことを思うと、このまま管理し続けることは現実的ではないと考えるようになったのが、今回農業用モノレールを導入しようと考えたきっかけです。
古民家「なじくぼ」と柚子畑を持続可能な暮らしを発信する拠点として残していくために、何卒ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
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